ADORのミン・ヒジン代表が記者会見を行い心境を告白したのに続き、ラジオ番組のインタビューを通じて自身の主張を繰り返した。
ミン代表は26日午前に放送されたCBSラジオ『キム・ヒョンジョンのニュース・ショー』で、「HYBEのことをわざわざ悪く言いたくはない。ただ、俗っぽく言えば、一人の人間を沈めるためにはこんな風にやるんだと思って、いろいろなことを学んだ」と明らかにした。この番組は前日の25日午後3時にソウル瑞草（ソチョ）区の韓国カンファレンスセンターにて開かれた記者会見の直後に収録されたという。
ミン代表は同番組で、HYBEが主張している「経営権乗っ取り」についてあらためて否定した上で、HYBE傘下の別のレーベル「BELIFT LAB（ビリーフラボ）」所属のガールズグループILLIT（アイリット）がNewJeans（ニュージーンズ）をまねたと疑念を抱いていることに関連して、「すごいのは私だけだと言っているわけではない。同時代の文化の特徴として、これまでに出てきた多様なソースを自分の個性に合わせていく時代になった。そのため『私のものだ』という単純な視点はない。だが、『ここから先は一線を越えたな』という気がしたから、異議を申し立てた。異議申し立ては必ずしも私たちだけのためのものではないと思っている」と語った。
先立って記者会見で彼女は「逆にHYBEが私を裏切ったと思った。私を使い尽くすほど使い尽くし、もう要らないから『憤慨していないでしょう？ 私たちの言うことをよく聞かないからでしょう？』と、私を押さえつけるためのフレームだと感じた。この人たちはいつから私に対してこんな考えを持つようになったのか、逆に聞きたい」とHYBEに対する悔しさを吐露した。
続けて「NewJeansで、エンタメ30年の歴史上、2年でこのような業績を出した人はいなかった。業績をよく出している、株主に役立っている系列会社の社長を押さえ込もうとするのは背任ではないのか。私はそう思う。私は仕事ができる罪しかない」と強調した。
HYBEは同日の記者会見直後、ミン代表に対して「ADORの正常な経営のため、速やかに辞任するよう求める」と反応した。
しかしミン代表の記者会見後、一部の世論は「HYBEを信用できない」と批判している。
25日、HYBEはNewJeansのカムバック活動が支障を受けないように最善を尽くして支援し、保護するという立場を示した。しかし世論は、HYBEがNewJeansを大切に思うなら、カムバックを目前にしてミン代表などを背任容疑で告発することはなかっただろうと指摘した。
一方、NewJeansは27日、新曲「Bubble Gum」のミュージックビデオ公開と来月24日、新しいシングル「How Sweet」のリリースを控えている。
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